chat GPT プロンプト集 -さつまいもの植え付けスケジュールを相談してみた編-

chat GPTの具体的な活用法について、僕の使い方を紹介していきたいと思います。
今回はさつまいもの苗取りのスケジュールについてです。終えたい日程は決まっているのですが、その日付で終えるためにどのような条件で苗取りを進める必要があるのかをchatGPTに聞いてみました。試行錯誤しながら、条件を設定していく過程が僕自身も面白いなと感じたので、記事化してみました!

#命令書
#あなたは、スケジュール作成のプロです。
以下の条件を踏まえた上で、開始日から作業を開始した場合に何日に作業が完了するのかを教えてください
作業名:苗植え
作業する広さ:540アール
開始日:2024/3/15
条件
-1日に取れる苗箱は50箱で3日必要
-10アール植えるのに14箱必要かつ0.5日必要
-1度苗を取ると5日間は苗が取れない

命令に関しては深津さんの深津式プロンプトを参考にさせていただきました!
深津式プロンプトについて詳しくはこちら。

苗植えの作業を開始日の2024年3月15日から開始した場合、作業が完了するのは2024年8月10日になります。

うわ。。全然間に合わない>< シンプルにどうすればいいかを聞いてみよう。

5月上旬に終わりたいのですがどうすればいいですか?

5月上旬に作業を終えるためには、作業プロセスを効率化する必要があります。以下の提案を検討してください:
- 苗箱の取得サイクルの短縮:苗を取るサイクルを3日からさらに短縮できるか、または同時に複数のサイクルを行える体制を整えることができれば、全体の所要時間を短縮できます。
- 同時作業の増加:植える作業と苗箱を取る作業を可能な限り並行して行う。例えば、植える作業が進んでいる間に、次の苗箱の準備を行うなどです。
- 作業効率の向上:植える作業にかかる時間(0.5日/14箱)を短縮するために、追加の労働力を投入するか、より効率的な植え付け方法を採用する。
- 労働力の増加:もし可能であれば、より多くの人手を確保し、複数のチームに分けて同時に異なる区画で作業を進める。
これらの提案を実行するには、追加の資源や計画の見直しが必要になる場合がありますが、目標達成のために必要なステップです。具体的な数値計算を行うためには、これらの変更が作業の日数にどのように影響するかを正確に知る必要があります。

なるほど!苗取りと苗植えを並行で行うことを伝えてなかった!

苗植えと苗箱を取る作業は並行して行います。その場合は終了想定日時はどうなりますか?

苗植えと苗箱を取る作業を並行して行う場合、作業が完了するのは2024年6月6日になります。これは5月上旬の目標よりも後になりますが、元の8月10日よりは大幅に前倒しできる結果です。

おお!かなりイメージに近くなったけど、まだ想定よりは時間がかかってるな〜。サイクルを多めに見て設定してたけど、もう少しシビアに設定してみよう!

苗を取るサイクルを3日から2日に短縮したらどうですか?

苗を取るサイクルを3日から2日に短縮した場合、作業が完了するのは2024年6月5日になります。これは先の計算よりも1日前倒しになりますが、依然として5月上旬の目標よりは遅れます。

え?!苗取りの間隔を1日短縮したのに、全体での短縮日が1日!?なぜ???

1日しか短縮できないのはなぜ?

苗を取るサイクルを3日から2日に短縮しても、作業完了日が1日しか短縮されない理由は、苗植え作業と苗箱を取る作業を並行して行う場合、全体のスケジュールが最も時間を要する作業に依存するためです。この場合、植える作業の総所要時間と苗を取るサイクルの間で、より長い方がプロジェクトの完了時間を決定します。
前の計算では、植える作業の総所要時間が全体の完了時間に最も影響を与えており、苗を取るサイクルの短縮は全体の所要時間に比較的少ない影響しか与えませんでした。苗を取るサイクルの所要時間が植える作業の所要時間よりも短い場合、苗を取るサイクルのさらなる短縮は全体のスケジュール短縮に直接的な影響を与えないためです。したがって、プロジェクト完了日をさらに前倒しするには、植える作業の効率を上げるか、植える作業にかかる時間をさらに短縮する必要があります。

なるほど!確かに、苗をとっても植える時間が最も時間必要なので、結局は植える時間に依存するということね。植える人数を倍と設定すると短縮されるのかな?

植える人数を2人とした場合はどうなりますか?

植える人数を2人にした場合でも、作業が完了するのは2024年6月5日となり、終了日に変更はありません。
これは、植える作業の効率が上がっても、全体のスケジュールが苗を取るサイクルの時間に依存しているためです。
計算の結果、植える作業の所要時間が減少しても、最終的なプロジェクト完了日を前倒しするためには、苗を取るサイクルの所要時間とのバランスを考慮する必要があります。

おお。。そうか今度は植える人数を増やしても、苗がないと植えれないという逆依存なので、短縮はされないわけね。なるほど。
これまでのやり取りを踏まえて、最適な命令ができる条件が確定できたので、再度その命令で実行してみよう!

#命令書
#あなたは、スケジュール作成のプロです。以下の条件を踏まえた上で、開始日から作業を開始した場合に何日に作業が完了するのかを教えてください
作業名:苗植え
作業する広さ:540アール
開始日:2024/3/15
条件
-1日に取れる苗箱は50箱で2.5日必要
-10アール植えるのに14箱必要かつ0.5日必要
-1度苗を取ると4日間は苗が取れない
–苗取りと苗植えは並行して行うこととする

新しい条件を踏まえた上で、苗植えの作業を開始日の2024年3月15日から開始した場合、作業が完了するのは2024年5月21日になります。
これにより、苗取りと苗植えを並行して行い、苗箱を取るサイクルを2.5日にし、苗を取った後の休息期間を4日に設定した結果、目標の5月上旬よりは遅れますが、以前の計算よりは前倒しで完了することができます。

かなりイメージに近い、これで苗取りをどれくらいのペースで進めればいつまでに苗植えが終わるかをイメージすることができた!
ちなみに何箱必要で、苗取りを何回回せばいいかも聞いてみよう。

植え終わるまでに苗箱は何箱必要で、何サイクルしないといけないですか?

苗植えの作業を完了するためには、合計で756箱の苗箱が必要で、16サイクルの苗取り作業を行う必要があります。
ということで、chatGPTに質問を投げかけながら、最適なプロンプトを探っていくというのもかなり使える、chatGPTの利用法だなと思います。
細かいスケジュールは天候や働くひとの数などの環境要因によって変更は発生しますので、ある程度の全体スケジュールを算出してくれるだけでも非常に計画が立てやすくなると感じました。
ぜひスケジュールの策定やってみてください。ありがとうございました。