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【MAKE】HOW TO MAKE(旧integromat)の超活用法 導入編

やりたいことがなんでもできるようになる!MAKEの超活用法
masyu1984

僕らは今あるサービスを使い易いようにカスタマイズして、生産性を向上しようという考え方をしています。

例えばいろんな農家用の日誌アプリがあったりしますが、コストの問題だったり、機能が足りなかったり、あるいはオーバースペックであったり、アプリの併用が必要であったりとなかなか最適なサービスを探すのは大変です。

そこでぼくらはサービスの分散化をしています。

Aというサービスの強みとBというサービスの強みを合わせて使うというようなシンプルな思考です。

例えば、僕らの作業分析は、

入力(input)を google カレンダー
データ蓄積(database)と関数を使った分析をgoogleスプレッドシート
ダッシュボード表示(output)を google data studio
コミュニケーション( share)を lLINE

というイメージです。なにしろ、これすべて無料です。。本当にいい時代。

ありがとうございます。

さて、そこでこのサービス同士をつなげる必要がでてきます。

そこで今回紹介する、MAKE(旧Integromat)です。このサービスとサービスをつなぐサービスは、他にも iffftであったりzapierといった有名なものがありますが、

僕はMAKEをおすすめします。なぜかというと、なんでもできる!

これにつきます。

大は小を兼ねる。という格言ありますが、MAKEだけやっとけばどんな”やりたいこと”も実現できます。

ということで、MAKEおすすめです。

さっそくですが、導入編の解説に入ります。

まずはアカウントを登録いただき、dashboardに入ります。

make dashboard

ダッシュボードには
選択中のプラン
・データ量
・シナリオ一覧

が表示されます。
シナリオというのがMAKEの中であなたがつくるサービスとサービスをつないだレシピの呼称です。

シナリオを作るサービスなんだと理解してください。

さっそくシナリオを見ていきましょう。

左サイドバーの①をクリックすると、シナリオ作成の画面に移動します。

まずはできたものから見ていただきたいので、僕らの作業分析シナリオを紹介します。

make sinario

これが基本的な形です。左から右へ見てください。

google calendar→分岐→スプレッドシート

というシンプルなものです。この分岐はなくてもいいですので、基本的にはなにかとなにかをつなぐというイメージを頭に叩きこんでください。

これとこれがつながったらいいのにな〜〜〜とアイデアが思いついたら大チャンス!

それ、多分MAKEでできます!!

ちなみにこの分岐(Router)をしているのは、重大事項が起きた場合にその情報だけ別で incidentとして記録しており、改善に活かすためです。

重大事項だけ別でデータを分けて管理しやすくしています。

何をしたいのかを考える

さて、画面の説明が終わり、いろいろできそうじゃん!!とワクワクされてきたかと思います。

ただ、ちょっとまってくださいmmいきなりこの画面から始めるとサービスがありすぎて、また計画なしに走ると失敗しますので、ぜひ一度何を実現したいのかを考えてみてください。

これ、一番大事です。紙とかに雑〜でいいので、やりたいことや絵を書いて大まかなイメージを構想してください。

僕らの場合

①紙に作業記録を残していても、どこに何を書いたのか探せない

②昨年や2年前の作業統計などが振り返れない

③毎日作業後に書くのがしんどい

④複数人での紙での利用が大変

⑤作業場に日誌をおいてたらどろどろになってしまったw

などの問題から出発しました。そこで、入力のしやすさ、検索性の向上、複数人での同時入力、永続性等の観点から

googleカレンダーにたどりついたわけです。

また、何度もいいますが googleのサービスは基本無料です。神です。

そして、入力したデータを保存して分析する必要があったので、 googleカレンダーで入力したデータをスプレッドシートに送り、スプレッドシート上で欲しいデータ情報に関数を用いて加工。

それを、 googleのBIツール(データをわかりやすく表現するサービス)である google data portalで皆がかんたんにどこでも見れるようにするということを考えました。

googleカレンダーの入力画面

googleカレンダー入力例

こんな感じです。項目としても、いつ、だれが、どこで、何をした
を入力でき、 googleドライブを活用すれば写真も添付できます。

googleカレンダー入力項目

ここで入力したデータをMAKEが一定時間刻に、スプレッドシートに送りデータを蓄積してくれます。

スプレッドシートにデータを送る

そして、スプレッドシート上で必要なデータに加工を行い、 dataportalで表示を調整します。

dataportal

これで、入力、分析、表示がつながり、日々の作業の改善にデータを活かして話し行動することができるようになりました。

導入編では具体的にどのようなことができるのかをご説明しましたが、次回から具体的な使い方の記事をご紹介します。

とりあえず使ってみたいという方は以下からMAKEぜひご登録ください。

https://www.make.com/en/register?pc=makewithmasyu

今回紹介したサービス一覧

google calendar
https://calendar.google.com/calendar

google スプレッドシート
https://docs.google.com/spreadsheets

google data portal
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/data-studio/

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MASYU
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mac使いの農家3代目さつまいもに全bet
こんにちは。宮崎県新富町でさつまいも農家をしているマシューです。6haの畑でさつまいもを栽培しています。デザイナーとして10年、ベンチャー企業の役員としても働いてきた経験を活かして読んでいただける方に少しでもGOODな情報を届けれるよう、頑張ります。テックニュースが好物。GDPS代表
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