農業

【2022年版】農業はじめる虎の巻【新規就農者・UIターン・親元就農者向け】 

masyu1984

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農業はじめたい!の前に

はじめまして、宮崎県新富町で2018年に親元就農しましたGOODPEOPESのマシューといいます。

今回農業を柱に情報発信できる場としてこのGIA(グッドピープルズ情報局)を立ち上げました。(CIAをもじってますw)

さっそくですが、農業ってけっこう注目されている業界であると思います。僕自身も就農して4年がたちましたが、まだまだわからないことばかりで、見返すための情報まとめも含めて、\これを知ってれば助かった/という情報を共有していきます。

さっそくですが、心構えとしてまず農業は大変だということをお伝えしたいです。

なんのために農業をしたいのか。この”なんのため”をご自身で考え抜いてもらって、これをやりたいから農業をやるぞという自身の中での揺るぎないものをまず考えてほしいと思います。

僕自身、これが最初ありませんでした。当時ベンチャー企業の役員として働いていましたが、自身の能力不足のため日々悩んでいたタイミングでたまたま父が農地を手放すという話をしてくれたことで、自分が継ぎたいということになりました。

詳しい話はこちらで話してますので、もしよければ読んでくださいmm

最初は環境を変えたいという動機だったので、農業の洗礼を受けて本当に苦労しました。ですので、まずは自分がなんのために農業をやりたいのか、また農業に人生をかける覚悟があるのか、をぜひ考えてほしいです。

どこでやるか?

さて、覚悟が決まったらどこで農業をやるかという話になります。農業をやるには農地が必要です。このどこで農業をやるのか?が実は非常に大事な要素になります。僕のような親元就農の場合はこの選択肢が限られてきます。必然的に実家近辺の場所を選択するしかありません。

重要視したほうがいい項目は

  1. その場所の天候
  2. 主要作物
  3. 行政やJAの状況

天候について

農業は自然の中で行う事業です。その中で一番大事な環境要因は天候になります。例えば、北海道でやるのと宮崎でやるのとでは必要な機械や施設、選ぶ作物も全くかわってきます。また、地域によっても盆地であったり、海側であったり、中山間地域であったり等で天候も変わってきます。

どこで農業をやるのか、暖地なのか寒冷地なのかを検討しましょう。僕は寒いところが苦手なので宮崎で良かったと思っていますが、寒冷地のほうが良い作物ができたりということもあります。土地を借りる段階になってからは、土地の条件も非常に重要になりますのでご注意ください。

[blogcard url=https://agri.mynavi.jp/2017_11_30_12492/]

なにをつくるか

場所が決まったら何を作るかを検討します。僕がやってしまったことで、新しく農業をやりたい方に見られがちなのですが差別化を考えるあまり、変わった作物をいきなり育てようと考えたりします。最初アサイーを育てようとしましたw 悪いことではありませんが、いきなり変わった作物を育てるのはおすすめできません。しないほうがいいです。

まずはその地域で一番作られている作物を作るべきなので、これは土地選びとも関連していますが、選んだ地域で何が多く作られているのかをリサーチしてください。できれば生産量が日本1、2位くらいのものがあるとベストです。

農林水産省の統計データ探索が便利です。

差別化を検討する前に、生活の柱となる作物を栽培しましょう。

行政やJAの状況

これは、意外と盲点だなと感じたのですが地域の行政やJAでこれからの地域発展性が変わってくると思いました。要はやる気があるのか、また危機感があるのかという部分です。絶対にやる気があるところがいいというわけではありませんが、せっかく選べるのであれば、UターンやIターンの新規就農者を歓迎しているような地域を選んだほうが選択肢が増えていいと思います。

[blogcard url=https://nativ.media/4174/]

こういった移住サイトを見比べて検討し、直接問い合わせたりイベントに参加するなどして、情報を収集してください。情報収集力が鍵になります。

どうはじめるか?

どこで、何を作るかをある程度絞れたら次は始め方になります。僕の場合は親元就農でしたので、土地もあり、地域にも知り合いがおり、機械や設備も最低限のものがありました。ある意味ものすごく恵まれた状況です。ただし、行政からの資金援助や補助金等の助成は親元就農にはほぼありません。どんな形でもメリット・デメリットがありますね><

親元就農でなけれが僕がおすすめするのは、

  1. 農業法人で学ぶ
  2. 農業大学校で学ぶ
  3. ネットで学ぶ

のいずれかです。ただあくまで農業は現場でやってみないとわからないことが多いのでおすすめはどこかの農業法人にいれてもらうことかと思います。ただし、ここでもいい法人を選ばないととんでもないことになります。選ぶのが難しいと感じる場合は、まずは農業についての最低知識を学ぶことが大事です。

各地方自治体には農業大学校のような農業について学べる機関があり、そこで新規就農者への指導を行ってくれていたりします。まずはこういった仕組みが選んだ地域にないかを検討しましょう。

宮崎では農業実践塾という形で新規就農者の支援を行っています。各地方自治体にも学べる機関があります。こちらで検索してください。

続いて、ネットで学ぶという方法ですが
[blogcard url=https://thecampus.jp/]
このthecampusさんの考え方すばらしいと思います。代表の井本さんの著作も読ませていただいたのですが、これまでの農業とは全く違うアプローチで未来を感じました。これからの農業はこうあるべきだと思います。
[blogcard url=https://www.amazon.co.jp/dp/B08H1HSJ3R/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1]
もうひとつのおすすめはアグリイノベーション大学です。週末開講のコースもあり、今の仕事の中で学ぶことが可能なのも非常に魅力的です。
[blogcard url=https://agri-innovation.jp/]

ヒト・モノ・カネをどうするか?

 

いよいよ知識と覚悟をもって、農業を始める段階まで来ましたらヒトモノカネをどうするか?になります。

おすすめは事業計画をまず作成することです。このあと話しますが、資金調達の際には事業計画やキャッシュフロー計画が必要になりますので一度作成されることをおすすめします。

ただ僕自身もこの事業計画で苦戦しました。。今さつもいもを作っているのですが、売上が収穫期のみになり他の時期には売上がなかったりして、通常売上計画が立てづらかったり、天候や災害等の環境要因まで予測は難しいので精細な計画をつくりづらかったりします。

しかし計画をつくることは大切ですので、まずは事業計画をたてましょう!

[blogcard url=https://www.agriweb.jp/knowledge/1212.html]

続いて、ヒトについては、まずはあなた一人、あるいはあなたのご家族と一緒に始めることになるかと思います。面積を大きくしてしまうとどうしても人員が必要になってきますが、今後は面積拡大してヒトをたくさん雇ってという方法よりもいかに小面積で反収(1反=10アールあたりの収穫量)をあげるかが鍵になってくると思いますので、はじめる際にはヒトについて事業計画内で検討する程度でいいと思います。

事業の拡大に伴って、人員計画を作り上げていきましょう。

次にモノについてですが、これが大変です、農業に関する設備や機械の高額さに驚きましたorz

自己資金で最低限の設備機械を購入できる方は少ないと思います。前後してカネの話にもなりますが、まずは融資を利用しての資金調達が主になるかと思います。

各市町村の産業振興課やJAの窓口で聞いていただきたいのですが、前述したように地域に応じて状況が違ったりしますので、おすすめは使える資金をある程度決めた上で窓口に問い合わせるのがいいです。

農林水産省が逆引き辞典を作成してくれていますので、これである程度自分が使えそうな制度を探してから具体的に行政に申請したほうが早いです。

[blogcard url=https://www.gyakubiki.maff.go.jp/appmaff/input/]

また認定新規農業者制度等、融資ではなく補助金をもらえる制度もありますので活用ください。ただし、補助金をあてにすることは絶対NGです。補助金なしで経営がなりたつように事業計画を検討することが必要になります。

もらえるものはもらっとこうくらいの気構えがいいかと思います。

融資に関しては、日本政策金融公庫かJAが窓口になりますので一度担当者に問い合わせることをおすすめします。また将来的に法人化や拡大していきたい場合は地方の信用金庫や地銀さんにもパイプを作っておくとなおいいです。

僕の場合は地銀さんが日本政策金融公庫の農業者向け融資を取り扱ったりしていて、地銀さんに事業計画をみていただきながら経営計画を磨くことができています。

必要なモノに関してですが、機械については大手3社に相見積もりをとるのがおすすめです。ヤンマー、クボタ、イセキの3社にそれぞれ見積を出してもらい購入検討してもらうことがいいと思います。

それぞれ、強みがありますので各社の担当者と一度つながっておくといいです。

もしものときの保険について

準備万端でいよいよ農業をはじめる段階に来ましたが、意外な盲点として農業はけっこう危険な仕事になります。

農作業死亡事故の発生数について

引用元: https://jfaco.jp/column/845

このように毎年300人程度が命を落としています。実際僕も4年間で2,3度は本当に危なかった経験をしました、大きな機械を扱うのでもしものときの保険に入っておくことをおすすめします。

任意保険とともに労災保険にも加入をおすすめします。

生産について

ここが一番重要になります。いいものを作れるかどうか、僕もまだまだ試行錯誤中ですが生産力をあげることこそプロ農家への果てしない挑戦です。僕の場合は親元就農だったので、父親や周辺の先輩に聞きながらあとは独学ですが、今はやる気さえあればどこでも勉強できますしだれとでも繋がれます。

自分で学ぶことはもちろん、メンター(その道のプロ、師匠)を見つけることが大事だと思います。

僕も地元にメンターを見つけ、またyoutubeでプロ農家さんを勝手に自分のメンターとして目標にしています。今は動画やネット、また書籍やセミナー等でもあらゆることを学ぶことができますので、プロ農家目指して一緒に勉強しましょう!

おすすめのYOUTUBE先生達

経営農業全般について

アグリビジネスパートナー高津佐和宏

 宮崎でアグリビジネスパートナーとして活動されている高津佐和宏さんのチャンネル、農業全般や経営これからの農業について等本当にわかりやすく解説してくださっています。オンラインスクールもコスパが最高すぎるのでぜひ受講されることをおすすめします。
生産技術について
  多品目栽培をされている塚原農園さんのチャンネル、様々なことに挑戦されながら確かな栽培技術でどの動画も非常に勉強になります。マストウォッチ!です。

販路について

生産をしながら、販路をどうするかということになりますがまずはJAや市場への出荷がおもになるかと思います。農業は特殊な事業で市場に出荷したものは全て買い取

ってもらうことができますので、生産技術があれば販路はまずは心配しなくてもいいです。

繰り返しますが、一番重要なのは生産技術です。

その上で、市場意外にも直売所や契約農家になる、またはECでの販売なども展開していくことが可能です。それぞれにメリット・デメリットがありますので販路については別で発信したいと思います。

とにかくまずは、生産技術を身につけることに集中することが重要です。→僕も今ここの段階です。

まとめ

どこで、なにを、なんのために作るのか。僕自身農業をやってみて、苦しいこともたくさんありましたが、家族との時間も増え、自分が責任をもって作った作物で美味しいといってもらえることに大きな喜びを感じています。ビジネスとしての農業も大きなポテンシャルを秘めています。大変なこともたくさんありますが、育てる喜び、朝日とともに起きて、夕日とともに帰宅できる生活は人間本来の根源的な喜びを感じさせてくれます。

一緒に農業を盛り上げていきましょう!

 

 

 

 

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mac使いの農家3代目さつまいもに全bet
こんにちは。宮崎県新富町でさつまいも農家をしているマシューです。6haの畑でさつまいもを栽培しています。デザイナーとして10年、ベンチャー企業の役員としても働いてきた経験を活かして読んでいただける方に少しでもGOODな情報を届けれるよう、頑張ります。テックニュースが好物。GDPS代表
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