【Audible】BUILD─真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック【オーディブル】

こんにちは!今日紹介するのはこちら
僕がここ1年間で聞いたオーディブルの本の中で人生を変えるくらいの衝撃を受けた本に間違いなく入ります。
この本を聞くことで、起業に興味を持ち、社会を良くしたいと思ってもらえる方が間違いなく増えると思いました。
iPodのプロダクトデザイナーとしての裏話満載
著者のトニー・ファデル氏は著名なプロダクトデザイナーであり、nestの創業者であるめちゃくちゃすごい人。
著者がAppleに入社するまでの人生。そして、Appleに入り、スティーブ・ジョブスのもとであとの伝説的なプロダクト iPodをどのようにデザインしたのか、どんな困難があったのかをさまざまなエピソードとともに紹介してくれています。
中身はぜひ!むしろベンチャー起業や、起業、デザインに興味がある方には絶対に聞いて欲しいのであまり詳細は述べませんが、僕自身が心に残った部分を簡潔に紹介します。
人生は「何を作るか」と「だれと作るか」
最後の方で出てくる、著者の言葉です。
人生において、素晴らしいサービスやプロダクトをだれと作るかが結局重要だという言葉。
これには、本当に痺れました。シンプルだけど本質を捉えている言葉だと思います。
どちらも欠けてはいけないし、この2つが揃うことで人生により良い価値が生まれるんだなと。
勘違いしてほしくないのは、iPodやiPhoneのような革新的なプロダクトやGoogleの検索サービスのようなとんでもないサービスを作れ!と言っているわけではなく(できたら最高ですが)
あなたにとってのより良いプロダクトやサービスを作ることが重要だということです。
この意識を持つことで、事業への取り組み方が大きく変わってくるなと僕自身心に刻みました。
googleでさえ、社内はごちゃごちゃなんだ
著者はAppleを出られたあとにnestというサーモスタットのプロダクト事業を創業されます。
そのnestがGoogleに買収され、Googleの一員になります。
その内幕が生々しくて、ハラハラドキドキします。
もちろんGoogle(アルファベット)は世界に名だたる大企業ですし、僕自身もGoogleがない世界はもう考えられません。
ただ、僕が思ったのは何の問題もなく順風満帆に成長しているようには見えるGoogleのような超大企業でもいろんな問題や組織内のゴタゴタを踏まえながら前進しているんだなぁということです。
その事実を知れるだけで、Googleでさえ問題がらあるんだから僕ら程度の組織で問題が起こりまくるのは当たり前じゃん!と思えるようにらなりましたw
とにかく、Google内でのエピソード面白いです。(内容は超シリアスです)
良いプロダクトを作るための考え方

著者がiPodやiPhoneなど世界を変えたプロダクトをどのように生み出したのか。
またスティーブ・ジョブズからどのような指示があり、頻発する課題をどのように乗り越えたのかを教えてくれます。
付録資料に出てくるんですが、著者がiPodのプロトタイプをプラスチックで作成されたものには感動しました。
本の中でもちょっと出てきますが、デザインファームのIDEOの考え方で、MVP(最小限で価値を表現できるモックアップ)を早く作って検証を繰り返せというものがありますが、その最高峰を見た感じです。ぜひ見てほしい!これがipodになったんだ!という感動があります。
組織や締切や技術などさまざまな制約の中でどう最高のプロダクトをデザインするのかを細かく説明してくれており、ものすごく勉強になりました。
良いチームの作り方

先ほどもあったように、良いプロダクトを作るには良いチームであることが必要です。
そのチームとはどんなチームなのか?またどのようなメンバーが必要なのかを体験談を通して話してくれています。
僕自身もベンチャー企業に身をおいていたこともありますし、役員としても参画していたこともあり、少しですが共感できる部分がありました。
特におもしろかったのは著者の言葉を選ばない率直な部分。
クズの見つけ方という章があり、組織の中にいるクズ野郎をどう見つけ、どう対処するかも体験を通して話してくれてますw
起業している方、起業したい方のバイブル
CEOになるためのマインドや、取締役の決め方、取締役会の運営方法、appleの取締役会の様子などの裏話も満載で、これから起業したい方やベンチャー企業の経営をしている方、そして全ての経営者に読んでほしいバイブルです!
僕もこの本を聞いて改めて農業という分野でサービスやプロダクトの開発に挑戦しよう!と思えました。
超良書。すでに3回聞いてます。覚えたい部分が多すぎて、、
いやしかし、この本読んで久しぶりにスティーブ・ジョブスのiphoneのプレゼンを改めて拝見しましたが、圧倒的ですね。。何度身てもワクワクする。

最近Audibleで毎日3~4冊の本を聴いてます!午前中の頭が働く時間はビジネスや歴史の本を、午後の除草作業など頭が働かないときは小説を聞きながら単純作業ができます。あらゆるジャンルの本が揃っているのでコスパはとんでもなく良いです。
本当は読みたいのですが、農作業でくたくたで週に1冊読むのがやっとの僕にとってAudibleは最高の読書サービスです!無料で体験できますのでぜひ一度体験してみてください!仕事しながら学べるって最高っですよ!